地方と都会、お金がかかるのはどちらなのでしょうか。
都会といっても、いろいろで。地方といっても、いろいろで。都会は、東京23区にすむのか、郊外に住むのかで違うし、地方も、地方都市に近いところに住むのか、自然豊かで農村広がる(田んぼや畑だらけ)田舎町に住むのかで違ってきます。
結局の所、どこに住むか、何を重視するかで評価は変わる
私の場合は、首都圏住まいは、本当にお金がかかるなと、愚痴りたい感じなんですけどね。
私が考える首都圏の嫌なところ
- 家賃・駐車場代が高い
- 食材が高い
- 健康面が心配
- 通勤ラッシュが体に悪そう
- 空気悪い
- 水も心配
- 近場で気軽に旅行できない
■不動産■
不動産は、都会の方が地価は高いです。
しかし、借りるか購入するか、購入する場合・・・中古か新築かで、印象が異なると思います。
賃貸の場合も、どういう物件を選択するかです。「田舎暮らしは家賃が安い」と思われがちですが、あれは、間取りと広さだけで、単純に比べた場合だと私は思います。選択する物件によっては、都会も地方も、さほど変わりません。
地方の一戸建てやアパートで、築年数が経過している物は、安い&広い事が多いです。しかし、マンションなど集合住宅に住みたい場合は、賃貸物件そのものが少なく、転勤の時期などは、取り合いで選択の余地すらない事もあります。
今回、我が家が「首都圏住まいはお金がかかる。賃料が高い」と思った理由は、立地を重視した結果、築浅のアパート物件住まいとなったためでした。狭い&防音や断熱性能が劣るのに、家賃が15万近くするのです。アパートなのに15万か・・・地方都市なら、同じ広さで分譲マンション住めるね~と、ため息がでました。
ちなみに、もうそこは引き払いました。入学&転勤の季節を外せば、条件よくて安い物件も出てきます。
●駐車場
都心部(中心部)に近ければ近いほど、駐車場代が高いのは、地方も首都圏も、変わりません。
地方は、車社会なので、中心部より外れた所に住めば、1台無料2台無料など家賃に含まれている物件もあります。しかし、中心部に近い物件に住む場合、月極駐車場が、1台2万円する所もあります。
過去に「千葉や神奈川の方が駐車場代安いじゃん・・・」と思った経験あり
ただし、東京23区とかだと1台5万もしくはそれ以上する所もあるので(地方だと家が借りれるレベル)、それに比べたら安いですかね。
同じ転勤族の知り合いの中には、東京に異動が決まると、自家用車を売却する人もいました。何年いるかわからないし、また必要になった時に買えばいいという考えです。
今回、我が家が「首都圏住まいはお金がかかる。駐車場代が高い」と思った理由は、職場へのアクセス・立地を重視した結果、家賃や駐車場代が高いところに住むことになり、かつ車も必要で手放せなかったからです。
■物価
スーパーやドラッグストアなど、チェーン店で買い物する場合は、地方も都会も物価はさほど変わりません。酒類や加工品等の食品、台所用洗剤やティッシュ等の消耗品は、むしろ地方の方が割高であることが多いです。(競合店が少なく価格競争になりにくい・・・というか、あまり競争しない感じ。物流コストがかかるなど)
地方のメリット
- 野菜・・・道の駅や直売所などが安い
- 肉・・・畜産に力を入れている地方は安い
- 魚・・・海が近い&漁業が盛んな地方は安い
今回、我が家が「首都圏住まいはお金がかかる。」と思った理由は、食生活・生活スタイルによるもの。野菜・肉・魚などの生鮮食品が高くて泣きました。消耗品は、あまり買わない生活をしているので、特売などの恩恵は受けませんし。
通勤ラッシュが健康に悪そう
久しぶりの首都圏住まいで一番びっくりしたのは、通勤電車が激混みで、カバンの中の筆記具が壊れまくったこと。
圧 で壊れるんだ!と驚きました。プラスチック部分が割れたんだそう。
それだけ、混んでるんですよ、都会の電車は。ラッシュの激混みが、身体と精神に悪そうです。朝はみんな殺気立ってますしね。筆記具くらいで済めばいいけど、ケガや病気になったらたまらない。
始発がある駅で座って通勤できるようであれば(但し通勤時間が1~2時間。それも、人数多ければ並んで席の取り合いだったりする)・・・もしくは、時差出勤できるような会社・・・在宅ワーク可能etc.であれば、通勤ラッシュも関係ありませんけどね。
空気が悪い&水が心配で支出が増える
空気が悪い&水も心配というのは、どうしようもない。個人での対策なんて、気休め程度です。しかし、例え気休めであっても、少しでもマシになればと、いろいろ対策を考えるわけでして。そしてそれにお金がかかります。
テレビからの情報:光化学スモッグについて
1970年代の一時期は、ほとんど毎日光化学スモッグの注意報やら警報が出ていたそう。それから少しずつマシになってきていたのに、近年、また光化学スモッグの注意報などが出る日数が増えているんだそうですよ。
気温や、国境を越えた大気汚染が原因だと言っていたけれどね。
別ブログで書いた、通気口用のフィルター(参考:PM2.5+花粉症対策でホコリとりフィルター通気口用購入)、1か月経ってないのに、真っ黒になりましたんで、空気が悪い事は間違いありません
通気口には、最初からフィルターついています。
その上に、購入したフィルターをつけていて(室内側)、それが真っ黒になります。どんだけ空気が悪いんだ、首都圏は。北海道生まれ、北海道育ちの知人が、上京して「鼻毛が伸びた」と言っていましたが、体も防衛するのに必死です。
九州にいた時、PM2.5で肺のあたりがおかしくなった事があるので、地方といえど、空気があまりよくない地域もあるので注意が必要です。工場が多い、季節風によってもたらされる国境を越えた大気汚染、黄砂、花粉などが入り混じった物etc.
飲用水の安全性を求めて
水が心配で買ってるブリタのカートリッジ。カートリッジは、まとめ買いですが、しばらく買わない間に新しくなってました(そして値段もちょこっと上がってる)
フィルター関係は、空気が綺麗な所、水が綺麗な所に住めば必要のない出費なので・・・将来、こういう経費は、断捨離できたらいいなーと思います。
都会と地方、お金がかかるのはどちらか?という視点で比較しているはずなのに、「健康面が心配」って、論点ずれてない?と思われるかもしれませんが、健康を損なったとき、医療費が一番高くつくと思います。
ストレスや汚い空気など、体に影響しそうなリスクをおって、生活している(まだ見えていないかもしれないコスト)という点で、書いてみました。
近場で気軽に旅行できない
首都圏から、車で気軽に行ける温泉地って、箱根や草津etc.だと思うのですが、一人当たりの宿泊料金が異様に高いです。
GWなどの連休や、盆暮れ正月ならまだ諦めもつきます。しかし、ただの週末、土日にこの値段は・・・と、驚くのです。しかも行き帰りは渋滞に巻き込まれますし。
人数多くて、みんな考えること同じだと、予約も早い者勝ちみたいな感じになりますしね。宿側も値引きしなくても人が来るので強気な価格設定。
有給とって、平日仕事終わりに行く・・・などで、少し節約できますが、それができるのは、独身、子供がいない家庭、子供が幼児の家庭のみ。小学生以上の子供を持つ家庭は「学校休ませて遊びに行く」だなんて無理ですからね
子供を置いていく、預けていく? しませんでしょ。いろんな意味で、レジャーにコストがかかります。
ついでに、公共料金ほかについても下へ書いてみます。
■水道光熱費
- 水道・・・東京が安いと思う
(某・地方都市住まいの時、2か月・18立方メートル使用で7千円超えた) - 電気・・・あまり変わらない
- ガス・・・あまり変わらない
ガス代についての追記:プロパンガスか、都市ガスかで、かかるコストが違います。「田舎はガス代が高い」と思われる理由は、地方の一軒家やアパートなどはプロパンガスの物件が多いからだと思います。また、気候の問題で使用量が増えるから。同じ使用量で都市ガス同士の比較であれば、さほど変わりません。
車や公共交通機関でかかるコスト
地方も都会も、中心部から離れれば離れるほど、公共交通機関は、便数も少なくなり厳しい(田園風景が広がる田舎だと、1時間に1本とかある。昼間は3時間に1本とか、普通にある)。また金額も高くなる。
地方は、車社会なので普段の生活では、あまり公共交通機関を利用しない方が多いです。
雪国や寒冷地・・・メイン道路は除雪が行われる。消雪パイプやロードヒーティング設置の地域もある。ただし、雪が降った直後などは、除雪作業が追い付かないことも。また、全部完璧に溶かすわけではない。道路わきや、歩道わきに雪かきで寄せた残雪がある。
天気のよい日に溶けた雪が凍って路面凍結する危険あり。車を乗る人はスタッドレスタイヤは必需品・・・そして高い。残念ながら、スタッドレスタイヤを履いていても、滑る時は滑るので安全とはいえない。
しかし、通勤などで車を利用するのでなければ・・・毎日雪が降るような場所でなければ・・・冬場だけ車を使わないという選択肢もある。知人はスタッドレスタイヤを買わずに、冬の買い物はタクシーを利用していました。今はネット通販などもあるので、大丈夫なんだそう。
北海道とか、日本海側の豪雪地帯は、そういうわけにはいかないでしょうから、コストとして考えないとダメだと思います。
結局の所、どこに住むか、何を重視するか。私は、環境のよい地方都市に住みたいです
マネープラン・家計管理・貯金などお金の話 投稿日時 2019-03-06 14:55:40 ameblo.jp/setuyakulog
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